2007年11月04日

01 「道後温泉本館」の紹介


道後温泉本館  (どうごおんせんほんかん)
漱石も愛した3000年の歴史を誇る日本最古の温泉
所在地
松山市道後湯之町5-6 【地図】
TEL
089-921-5141
ホームページ
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/
dogojimu/tanken/
アクセス
道後温泉駅より徒歩4分
休業日
年末の1日(未定)
営業時間
6:00〜23:00
入浴料
大人400円〜 子供150円〜

 道後温泉を象徴する建物として誰もが知っているのが、国の重要文化財に指定されている 「道後温泉本館」です。夏目漱石の小説『坊っちゃん』の中で道後温泉本館が登場したことにより、道後温泉本館は別名「坊ちゃんの湯」とも呼ばれています。

 道後温泉本館が現在の三階楼造りの形になったのは明治27年のこと。当時の町長であった伊佐庭如矢(いさにわゆきや)の発案で行われました。

以来道後温泉本館は松山のシンボルとなり、松山の人だけにとどまらず、全国の人に愛される温泉地として発展しました。

 道後温泉本館 入浴料金の詳細
区 分 大人 子供 営業時間 利用
時間
サービス等
霊の湯
(たまのゆ)
3階個室 1500円 750円 6:00〜22:00
札止め20:40
80分 貸浴衣・お茶・坊っちゃん団子・貸タオル(石けん付)
2階席 1200円 600円 6:00〜22:00
札止め21:00
60分 貸浴衣・お茶・せんべい・貸タオル(石けん付)
神の湯
(かみのゆ)
2階席 800円 400円 6:00〜22:00
札止め21:00
60分 貸浴衣・お茶・せんべい
階下 400円 150円 6:00〜23:00
札止め22:30
60分 なし
又新殿(ゆうしんでん)
観覧料
250円 120円 6:00〜21:30
札止め21:00
--- なし
2007年11月現在

 三階楼造りの外観
 右の写真は道後温泉本館の正面から左手に回りこんで撮影したものです。日本最大の木造銭湯だけあって、その巨大さにびっくりです。

道後温泉本館は、宮崎駿監督の映画 「千と千尋の神隠し」に描かれた「油屋」 のモデルとなったといわれており、実際に製作スタッフが道後温泉に逗留し、本館のスケッチを行ったとされています。

当時の建築技術のすごさと、木造温泉を維持する管理の方に改めて脱帽です。道後温泉本館を360度ぐるりと眺めてみてください。きっといろいろな発見と感動がありますよ。
三階楼造りの外観

 振鷺閣(しんろかく)
 道後温泉本館の大屋根の上には振鷺閣(しんろかく)と呼ばれる塔屋があり、そこに吊り下げられている刻太鼓(ときだいこ) が一番風呂の開始、正午、夕方にドーンドーンと鳴り響きます。

この刻太鼓は環境庁の日本の音風景100選に選ばれており、太鼓の音で温泉街の一日が始まり、そして一日が暮れてゆきます。
振鷺閣(しんろかく)

 又新殿(ゆうしんでん)
 明治32年に増築された、日本で唯一の皇族専用湯殿で、現在までに昭和天皇ほか、10人の皇族が入浴しています。

又新殿は「前室」「御居間」「玉座の間」そして警護の人が控える「武者隠しの間」があり、桃山時代の優雅な建築様式となっています。見学料は250円でガイド付き。
又新殿(ゆうしんでん)

 坊っちゃんの間
 道後温泉の常連だった夏目漱石がよく利用していた個室が道後温泉本館の3階一番奥にあります。

夏目漱石ゆかりの資料や石像が置かれており、入館者は無料で見学できます。漱石はここで正岡子規や高浜虚子とお茶を飲み飲み語り合ったのでしょうか・・・
坊っちゃんの間

 1階男子浴室(神の湯)
 1階男子浴室には「坊っちゃん泳ぐべからず」という札が掲げられています。

これは小説「坊っちゃん」の中で、主人公坊っちゃんが広い湯船に喜んで思わず泳いでいたところ、次に来た時には「坊っちゃん泳ぐべからず」という看板が貼り付けてあったというエピソードを再現したものだそうです。

男性しか見れないので女性の方は残念です。
1階男子浴室(神の湯)

 玉の石
 神話に登場する大国主命(おおくにぬしのみこと)と少彦名命(すくなびこなのみこと)が出雲の国から伊予の国への旅の途中、少彦名命が急病で没しました。大国主命は小彦名命を手のひらに載せて道後温泉に浸し温めたところ少彦名命はたちまち息を吹き返して、喜びのあまり少彦名命は石の上で踊ったという伝説が残っています。

少彦名命が踊ったとされる石は、道後温泉本館の北側に「玉の石」として奉られています。
玉の石

 大正天皇 ご駐駕のところ
 玉の石のすぐ後ろに松の木が植えてあります。この場所は、大正天皇が道後温泉に来湯された際、駐駕(ちゅうが)された場所ということで、記念に松が植えられたそうです。

一見見落としそうですが、知っていると旅行の時に自慢できるかもしれませんよ。

駐駕とは・・・馬車が止まる場所。つまり大正天皇がお乗りになった馬車が駐留した場所ということです。
大正天皇 ご駐駕のところ

 坊っちゃんの碑
 道後温泉本館のすぐ裏の道路を挟んだところに、黒御影石で作られた「漱石坊っちゃんの碑」 があります。

この碑は、夏目漱石の「坊っちゃん」発表100周年を記念して建てられたもので、石碑には夏目漱石の肖像と坊ちゃんの始まりの一節「親譲りの無鉄砲で・・・」という文章が刻み込まれています。

何気にポツンと立ってる石碑ですが、新しい名所として、そして記念撮影スポットとして人気急上昇中です。
坊っちゃんの碑

posted by あっくん at 04:01 | 道後・松山観光